Customer Stories

Lawson ERPからMicrosoft Dynamics 365 への移行

企業情報

ビジネスタイプ：メディアエンターテイメント

業種：おもちゃ・ゲーム

場所：米国カリフォルニア州トーランス

ユーザー数：20（従業員約70名）

ウェブサイト：https://www.sanrio.com/

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会社概要

サンリオUSA（株式会社サンリオのアメリカ法⼈、以下サンリオ）は、”かわいい”に焦点を当てた製品の設計、ライセンス供与、および製造を⾏う会社です。

その製品は、世界中でオンライン販売もされている⽂房具、学⽤品、ギフト、アクセサリー等が含まれ、⽶国と⽇本の専⾨ブランド⼩売店でも販売されています。サンリオの最も有名なキャラクターは、⼩さな猫の⼥の⼦を擬⼈化したハローキティで、世界で最も成功したマーケティングブランドの1つです。サンリオ社は、40年以上にわたり⼈々の笑顔を創り続けている会社です。

プロジェクトの概要

サンリオ社は、20年以上にわたり、会計や受発注業務などのためにLawson ERPソフトウェア使⽤ししてきました。今後の成⻑性、効率、利益率の向上を考慮し、AS400ベースのレガシーERPから、最新のマイクロソフトのDynamics 365にデジタル・トランスフォーメーションする決断をしました。

そのトランスフォーメーションの中で、eコマースオンラインストア、注⽂・配送・倉庫機能、およびAmazonなどとのデータ連携は、プロジェクトでの重要部分の１つとなりました。

サンリオ社が最初に契約した⽇系のDynamics 365のパートナーは、プロジェクト管理とソリューション設計の観点から、サンリオの期待に⾜るパートナーとはなりませんでした。そこでサンリオ社は、その期待や要件に対応できるDynamics 365 Finance and Operationの⾼い専⾨知識を持った新しいパートナーとしてカルソフトを選ぶに⾄りました。

カルソフトがプロジェクトに参加して以降、サンリオ社はそれまでの半分の期間でシステムリリースを成功理に迎えることができました。

お客様の声

「カルソフトのプロジェクトマネージャやメンバーは⾮常によくやってくれました。古いプラットフォームから、最新のクラウト技術に基づいたソリューションへの移⾏が成功したことを⾮常に嬉しく思います。私たちサンリオチームメンバーは、カルソフトからの信頼に値するサポートに⼤変満⾜しています。」

サンリオUSA社社⻑⼭本邦⼆⽒

「この種のプロジェクトは、外部やADD-ONシステムとのインターフェースが多く、通常約12〜16ヶ⽉はかかります。⾮常にタイトなスケジュールと、移⾏の難しさにもかかわらず、カルソフトは⼤変よくサポートしてくれ、⼤幅な遅延や予算超えもなく、プロジェクトを成功させることができました。」

サンリオUSA社 IT ディレクター藪よしえ⽒

ソリューション・モジュール

Microsoft Dynamics 365 Finance and SCM (Operation)

会計 (総勘定元帳、売掛⾦、買掛⾦、大口顧客管理、固定資産、銀⾏照会・管理)
オペレーション (受注処理、出荷、発注処理、⼊荷、倉庫、在庫管理)
連携 (注⽂/請求書/売掛⾦、事前発送通知/出荷、注⽂書/受⼊/買掛⾦、サードパーティーの倉庫管理、sanrioonline.com eコマース、アマゾンなど)

プロジェクトのゴールと目的

業務効率の向上とユーザーによるプロアクティブな運⽤
安定した会計システム基盤の構築
運⽤およびオンラインシステムとの⼀貫した連携
データ抽出や可視化の向上
⽼朽化したERPシステムからのクラウドへのデジタル・トランスフォーメーション

ビジネスとプロジェクトの課題

データ構造の変更：

サンリオ社の前のシステムは、さまざまな数量単位を組み合せて在庫、価格、製品、注⽂を処理していたため、実際のデータと3PL会社へのデータ送信が不正確でした。Dynamics 365に移⾏した現在では、サンリオのすべての送信データに⼀貫性と整合性に加え、⾮常に可視性が⾼くなりました。

複雑なシステム連携：

サンリオ社のシステムには、30以上のアプリケーションとのインターフェースがあります。B2B、B2C、及び3PLなどは、システムの修正や導⼊の度に、再構築・テストする必要がありました。このための複雑な要件や開発は、前パートナーのエンジニアにはハードルが⾼すぎました。その中でカルソフト社は、前パートナーのエンジニア達とも協⼒しながら、この難しい仕事を引き継ぎ、成功に導くことができました。

デザイン：

前パートナーには、設計、ソリューション、プロジェクト管理、およびドキュメンテーションの能⼒、またDynamics 365の知識が⾜りず多くの時間を費やした。

組織変更：

サンリオ社のプロジェクトチームは、経理とロジスティクスの側から、さまざまなメンバーを参加させていました。その結果、プロジェクトの計画は2年前に始まっていたにもかかわらず、コミュニケーションの不備やそれぞれの役割の定義が不⼗分であった為、リリースまでに貴重な時間を失う事になりました。そしてそのチームは、プロジェクト開始から6ヶ⽉⽬でまた新しいメンバーに変更にもなり、中盤以降⼤変苦労しました。

スケジューリング：

前Dynamics 365パートナーによる導⼊では、7か⽉での完成⽬標がありましたが、6ヶ⽉⽬の時点で、プロジェクの進捗率は10％でした。そこで、サンリオ社の新しく加わったITディレクター（藪よしえ⽒）がプロジェクトを引き継ぎ、いくつかの重要な内容や体制の変更、また社内外の調整を⾏いました。カルソフトとの契約後、5か⽉程度でDynamics 365の稼働に⾄りました。最終的には、プロジェクトチームの最初の発⾜から合計14ヶ⽉期間を要しました。

効果とメリット

30%

リアルタイムデータのキャプチャーと処理の効率が向上

100%

⽼朽化したAS400テクノロジーによる組み込み型ソリューションから、いつでも、どこからでもアクセスできる最先端のクラウドシステム環境によって、現在と将来の業務基盤を構築。

100%

正確なデータインターフェース

プロジェクトの成功の鍵

eコマース、注⽂、及び倉庫管理における安定的なデータ連携とそのデザイン⼒・スキル。
サンリオ社とカルソフト社による適切なプロジェクト管理
オンタイムでの納品
定期的なステータスミーティングの実施と、コミュニケーション⼒
プロジェクト期間中の双⽅からの責任と信頼
⾼品質のユーザートレーニングとサポート

カルソフトを選んだ理由

「プロジェクトメンバーから強い推薦を受けました。」

サンリオUSA社社⻑⼭本邦⼆⽒

「⾼いサービス品質のコンサルティングと開発能⼒。」

サンリオUSA社 IT ディレクター藪よしえ⽒

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