マイクロソフトダイナミクスパートナーを選ぶ上で知っておくべきこと

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多くの企業にとって、業務に最適なシステムを選定することはとても重要なことです。しかしそれと同時に最良のパートナーを選ぶことも非常に重要になっていきます。そんなあなたのパートナーが会社のビジネスニーズをきちんと理解し、オペレーションを効率化させ生産性を最大化するためのシステムを実装・導入・サポートする責任を請け負うからです。このこのブログ記事では、あなたにとって最良のMicrosoft Dynamics パートナーを持つことのポイントや重要性について記します。

マイクロソフトダイナミクスパートナーの役割

Dynamics 365、Dynamics NAV、Dynamics AX、またはDynamics GPなどを利用する場合,認定されたマイクロソフトダイナミクスパートナー(D365パートナーと呼ばれる)とのパートナーシップはERPソリューションを最大限に活用するために必要不可欠です。なぜなら彼らは必要なサポート、トレーニング、および技術的な専門知識をユーザー企業に提供する大切な役目を担っているからです。

現在のマイクロソフトダイナミクスパートナーVAR) に不満をいだいている場合の対策の変更を検討されている方へ

様々な理由によりマイクロソフトパートナー(VAR- Value Added Reseller)に不満を持っている顧客企業は一定数存在しています。その場合、適切な時期を考慮しながらVARの変更を検討することが必要となります。まずパートナーを変更する理由は企業によりさまざまですが、パートナを変更する最も代表的な理由は以下の通りです:

  • 不十分なサポートとアフターケア:最初の実装後に、期待していたレベルのサポートとアフターケアを受けられていない
  • ニーズへの理解の不足:パートナーがビジネス要件を理解しきれていないため、ERPシステム導入の効果が十分に発揮できていない
  • 品質の低さ: マイクロソフトダイナミクスの実装パートナーがビジネスやニーズを理解せず、ERPの実装が技術的期待値に満たない場合や、それまでの進捗やアプトプットに不備が多く先を見通せなくなっている場合
  • システム機能の無理解と未活用:システム全体や一部で必要な機能や設定を満足のいくレベルで活用ができていない
  • トレーニングとアカウント管理不足:不十分ないし不適切なトレーニング方法や、効果的なアカウント管理ができておらず、ERPソフトウェアががまだ業務で必要なレベルまで完成していない、または使用できていない
  • 業界の経験・知識不足:各業種業界特有の知識と知見は、ERPシステムを会社の特別なニーズに合わせるために不可欠な場合があるが、業界ビジネス自体の経験や知識の不足から設計の段階から方向性がズレている   上の理由が該当する場合、新しいパートあーへの変更を検討してみる必要があるかもしれません

Microsoft Dynamicsパートナーの変更方法とプロセス

Microsoft Partner of RecordまたはVAR (Value Added Reseller)を変更するプロセスは至ってシンプルです。

まずは新しいMicrosoftパートナー(VAR)候補に連絡を取り、その会社が提供できるサービスについて情報を収集しましょう。現在のパートナーに対して改善したい点や、新しいパートナーに期待していることを質問などを重ねながら評価していきましょう。その上で、最も重視する点から順番にあなたにとってより良いパートナーシップになるかどうかを判断していきます。

Dynamicsのパートナー(VAR)の選定が完了と同時に、今後のサブスクリプションの支払い先などはMicrosoftアカウントからオンラインで変更可能です。新しいパートナーからの簡単なフォームに記入するだけでVARと支払い先も変更することができます。

クラウド・サブスクリプションのパートナーを変更する

  1. アドミンセンターで、[Billing(請求)] > [Your products Page(お客様の製品)]ページに移動します。
  2. [Subscription details (サブスクリプションの詳細) ]ページの[Partner Information (パートナー情報)]で[Remove (削除)]を選択します。
  3. 新しいパートナーのMicrosoft Partner Network IDを入力します。パートナーに問い合わせて、パートナーのMicrosoft Partner IDを取得できます。
  4. [Add (追加)]を選択します。

オンプレミス・ソリューションのパートナーを変更する

VAR変更フォームに記入と署名をして、パートナーもしくはご自身の会社からマイクロソフトに提出します。更や提出に一切費用はかからず、提出された書類はマイクロソフトによって通常1日程度で対応されます。

  1. フォームを印刷し、数項目の必要事項を記入し、署名
  2. 新しいパートナーに返送してください。その後、新しいパートナーからマイクロソフトに提出します

当社へVARの変更を依頼する方法

まずは、件名に “VAR Change Request “とご記入の上、info@calsoft.com までEメールをお送りいただくか、1-888.838.8422までお電話ください。

フォームの中でのこれまでのパートナーに変更を知らせるかどうかも選択できます。選択した場合、マイクロソフトは、元のパートナーへ変更が行われたことをメールで通知しますが、新しいパートナーの詳細などについては開示されません。

パートナーが、お客様のDynamics GP、Dynamics 365、Dynamics AX、Dynamics Navなど、マイクロソフトのERPシステムにアクセスする場合、認定パートナーである必要があるため、通常サポートを依頼するパートナーがVARとして登録する必要があります。

Microsoft ゴールドパートナのカルソフトについて

マイクロソフトゴールドパートナであるCalsoftが行なう導入・サポートの特徴:

  • 要件に基づいた細かやかな提案
  • 技術と経験に基づいた迅速な問題解決能力
  • 充実したトレーニング、サポートや将来のアップグレード
  • 様々な業界に熟知したERPコンサルタントが多数在籍
  • 100%のレスキュープロジェクト(他のパートナーから引き継いだプロジェクト)成功率

新しいMicrosoft Dynamicsパートナーを検討しておられる場合、お気軽にご連絡ください。ミーティングや話をする中で、Calsoftがお客様のニーズにお応えできるかどうかを確認いただき、その先に進む場合は、もちろんパートナー変更のプロセスをも含め全て責任をもってサポートいたします。マイクロソフトのゴールドパートナーであり、2020年、2021年、2023年にマイクロソフトUSパートナー・オブ・ザ・イヤーを受賞したカルソフトは、Microsoft Dynamics、AzureやMicrosoft 365などのマイクロソフトクラウド、Power Automateなどのマイクロソフトのサブスクリプション、Windows Serverなどのライセンスに関する卓越したカスタマーサービス、トレーニング、サポートが高く評価されています。

ご連絡お待ちしております。