ERP導入プロジェクトは多くの企業にとって大仕事であり、その大仕事を任せるERPベンダー選びは、プロジェクトの成否を分ける分岐点となります。導入企業は、ERPベンダーと共に予算やニーズに適したERPを選定するだけでなく、多くの場合、要件分析から稼働後のサポートまで多くの作業を共に行います。 この記事では、(1)自社に合ったベンダー選定、(2)プロジェクトの遂行方法という観点から、ERPの導入を決断し、ベンダー選びをしている企業が自社に合ったベンダー選定を行う際に確認するべきポイントをチェックリストとして書きました。自社に合ったベンダー選定を行う一助になれば幸いです。
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2018年にリリースされて以来、Microsoft Dynamics 365 Business Central(以下、Dynamics 365 BC)はMicrosoft 365(旧Office 365)とのデータ連携が大変簡単に行えるようになっています。既存ユーザーが既に利用している様々なマイクロソフトのサービスとの連携には、このMicrosoft 365の中心にあるTeams、Outlook、Excel、Word、SharePointなど、おなじみのアプリケーションが含まれています。
近年では、コロナウイルスによる働き方の変化やクラウド版ERPの登場により、ERPは大企業だけでなく中堅企業にとっても身近な存在となりました。このような中規模のERPを以前よりうまく活用できている企業がある一方、導入数が増えた分、うまく活用できていない企業例も多く見受けられます。その原因は様々ですが、導入前の事前準備・情報不足により導入がうまくいかなかったというケースが増えています。
そこで、ERPの導入を検討している企業に向けてこのERP導入ガイドを作成しました。マイクロソフトのゴールドパートナーとして、90年代からERP導入をしてきた知識・経験を生かし、ERP導入を成功させるために重要なポイントを以下の9つにまとめました。
「ERPの導入費用をできる限り抑えたい」というのは、ERPの導入を検討しているどの企業でもよく耳にするニーズです。しかし、ERPの導入費用は、ERPシステム毎に価格の差が大きく、導入費用の相場もあまり明らかでない場合が多いため、企業は自社にとって導入費用が現実的なのかどうかを事前に判断することができずに計画しにくく、結果導入する際も費用を抑えることが困難なケースが多くあります。そこで、今回の記事ではERPを検討している企業が導入費用相場などの事前調査を行った後、ERPをベストプライスで導入するための流れを簡単にご説明します。
そもそもクラウドERPとは何なのか、オンプレミスERPとの違いは何なのかということについてご説明します。クラウドERP・オンプレミスERPの違いや特徴、それぞれのメリットなどを理解し、導入企業に最適なERPを選定する参考になれば幸いです。
ERP市場は規模が大きく、数多くあるERPの中から自社に合ったERPを選ぶことは容易ではありません。そこで、本稿ではERP市場をけん引する大手ベンダーであるマイクロソフト社の主要ERP、Dynamics 365 Finance and Operation(SCM)、Dynamics 365 Business Central、Dynamics GPそれぞれの概要と、簡単な比較表もご紹介します。ERPの概要比較のために参考にしてください。
この記事は、ERP導入ガイド ポイント2:ERPにかかる費用の続きの記事です。前回の記事では、Microsoft Dynamics GP、Microsoft Dynamics NAVおよびDynamics 365などの、中小企業向けERPを導入した際にかかるおおよその費用を紹介しました。そこで、今回の記事では同じ3社の例を使用し、ERPを導入した際にかかる期間について解説します。
数あるERPの中から企業のニーズに合ったERPを選定することは、 ERP導入計画の中でとても重要な最初のステップです。 しかし、市場には多種多様なERPが販売されているため、企業としては選択肢が多い分、ビジネス要件に合ったERP製品を見つけることは容易ではありません。 そこで、今回の記事では長年ERP市場をリードするマイクロソフト社のMicrosoft Dynamics 365に焦点を当て、米国マイクロソフトより公式に認定されたゴールドパートナ―独自の情報や視点から、Dynamics 365が提供しているERPソフトウェアのBusiness CentralとFinance and Operationの概要からメリット、機能、導入費用について簡単にご紹介いたします。
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