CargoWise グローバルルールの設定

WiseTech Global認定のCargoWiseパートナーであるCalsoftは、グローバル物流におけるお客様のビジネスニーズに対応するため、導入、トレーニング、サポートを含む幅広いサービスを提供しています。

長年にわたり、当社はお客様のCargoWiseグローバルロールアウトプロジェクトの成功に導くために、CargoWise のグローバル展開の方法を継続的に改善してきました。

弊社は、お客様のビジネスを深く理解し、投資収益率を最大化することに重点を置きながら、業務を改善する目標を実現することを目的し、既存のボトルネックや課題を検証後、ベストプラクティスに基づいた構造化された導入手法やテンプレートを用いながら高品質な導入サービスを提供しています。

お客様との緊密な連携により、基本計画、詳細設計の段階で要件をしっかり定義し、設定、開発、調整含め、繰り返しテストを実施します。

グローバル展開時に確認すべき項目

  • グローバルルール(国、業務、部門などをまたがるマスターデータの共通グループルール)が必要な項目を選定し、社内ルールや設定を確認決定し、ドキュメント化を行う。
  • グローバルプロジェクトの対象国リストを作成

(グローバルロールアウトの場合、グローバル ルールとその設定は最初の対象国やロケーションの要件定義開始前から決定する必要。)

  • 地域別にモジュール、機能、構成項目、必要なレポートの分類表などを作成
    各地域(国や地域、支店や部署など)ごとに1~2名のチームリーダーを選出します。
    ユーザー名、ユーザー数、支店、ビジネス アクティビティ、組織図、メンバー階層を確認。
  • 各地域(国や地域、支店や部署など)ごとに1~2名のチームリーダーを選出します。
  • ユーザー名、ユーザー数、支店、ビジネス アクティビティ、組織図、メンバー階層を確認。
  • プロジェクト要件の複雑さやメンバーのレベルなども考慮しながら、リーダーとと導入計画やスケジュールを作成。
  • 目的を説明しながら、リーダーやメンバーの積極的な参加を促し、各地域とロールアウト手順、プロジェクトのステータスや問題を共有。
  • 会計を含む独自の要件を精査し、レポートや出力が必要なドキュメント、インターフェースなど設計及び開発グローバルルールと設定

グローバルルールおよび設定

上記の活動チェックリストの中でも、最初のステップは極めて重要です。

CargoWiseは統合されたデータベースを持つ基幹システムであるため、すべてのグローバル拠点を一つの統合システムの下で集約・管理することが可能です。

しかし、このグローバルな拡張性の利点を最大限に享受するためには、システム導入前にしっかりとしたグローバルルールを整備しておくことを強くおすすめします。

ローカル設定は実装後に変更できますが、一部のマスター データや構成 ルールと設定 (組織、請求コード、勘定科目など) は後の変更が難しく、途中で変更する場合は、全体的に入れ直しになるリスクが伴います。

グローバルロースアウト以前に、海外拠点の1つでCargoWiseを既に導入済みの企業は、グローバル規模での互換性がないことに気付くケースは多くあります。その結果、通常はグループ全体でグローバル展開が必要になった際には、グローバル環境に基づいた導入が必要となります。

主要なプロジェクトステップ

 

導入計画の全体プランを準備し、実際の実装プロジェクトが開始されます。前述したように、導入の前段階のサポートに加え、カルソフトでは以下のグローバル及びローカル導入サービスも支援しています。

  • プロジェクト戦略および業務プロセスの見直し
  • プロジェクト管理
  • 要件分析および定義
  • システム設計・分析およびソリューション提案
  • ドキュメンテーション
  • システム設定および設定の更新
  • マスターデータ定義支援およびデータ移行
  • インターフェース設計、開発とデータ統合テスト
  • レポートのアップデートや開発
  • グローバルテンプレートの作成支援
  • ユーザー受け入れテスト(UAT)支援
  • トレーナー養成トレーニング
  • 導入・運用後の継続システムサポート(導入後のサポートは別途契約となります)

グローバルロールアウト窓口や管理

通常最初のプロジェクト完了後、基本項目やドキュメントなど含めの共通グローバルテンプレートを作成し、再評価した上で、他部署や海外子会社へ展開します。

実践的な計画、テンプレートの最適化(シンプルかつ効果的)、トレーニング、およびリーダーや担当者の選定と継続的サポートなども、CargoWise のグローバル導入における重要な成功要因となります。

これらのロールアウトは、パイロット導入期間中にそれぞれの分野で経験を積んだトレーナーと地域およびセクターのスーパー(キー)ユーザーの支援を受けて実施されます。エンドユーザー向けのトレーニングは、各部門および各企業の地域および業務ニーズ、そして優先事項を考慮し、必要に応じて導入部署、地域、導入スケジュール、導入項目を含む「個別ロールアウト」計画を策定しながら、順次実施されます。

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CargoWise の実装導入とグローバルロールアウトプロジェクトを計画されている方は、経験豊富なカルソフトまでお気軽にお問い合わせ下さい。日英両語で、ロールアウトや導入サービスを提供致します。