カテゴリーアーカイブ: カルソフト

カルソフトシステムズは、20年以上にわたり、Microsoft Dynamics GPMicrosoft Dynamics NAV、 Microsoft Dynamics AXMicrosoft Dynamics 365のERPシステム導入に特化したビジネステクノロジーソリューションのリーディングプロバイダとして活躍しています。

CargoWise グローバルルールの設定

WiseTech Global認定のCargoWiseパートナーであるCalsoftは、グローバル物流におけるお客様のビジネスニーズに対応するため、導入、トレーニング、サポートを含む幅広いサービスを提供しています。 私たちはこれまで長年にわたり、グローバル規模の導入プロジェクトを確実に成功へ導くために、CargoWiseのグローバル展開手法を継続的に実施してきました。 お客様のビジネスを深く理解し、投資対効果(ROI)の最大化を追求することで、現状のボトルネックを解消し、業務のさらなる効率化と目標達成を支援するための、戦略的かつ体系的なサポートを提供しています。 お客様と密に連携しながら、基本計画および詳細設計の段階で要件を的確に整理・定義し、その後、設定・開発・テストを繰り返し行うことで、確実なシステム構築を実現します。 グローバル展開の際の確認項目 (グローバル展開を行う場合、グローバルルールおよびその設定は、最初の導入拠点で決定する必要があります。) グローバルルールおよび設定 上記の活動チェックリストの中でも、最初のステップは極めて重要です。 CargoWiseは統合されたデータベースを持つ基幹システムであるため、すべてのグローバル拠点を一つの統合システムの下で集約・管理することが可能です。 しかし、このグローバルな拡張性の利点を最大限に享受するためには、システム導入前にしっかりとしたグローバルルールを整備しておくことを強くおすすめします。 ローカルの設定は導入後に変更可能ですが、組織構成、チャージコード、勘定項目などのマスターデータに関するグローバルルールおよび設定は、一度導入すると元に戻すことはできません。 そのため、海外のある拠点で先にCargoWiseを導入したものの、後になってそれがグローバルスケールでの運用に適していなかったことに気づく、というケースは非常によく見られます。結果として、グループ全体でのグローバル展開が必要になった際に、再導入を余儀なくされることになります。 Major Project Steps 綿密な準備を経て、いよいよ本格的な導入プロジェクトが開始されます。私たちは以下のプロフェッショナルサービスを通して、遂行をサポートいたします。 グローバル展開 最初のプロジェクト完了後に、基本項目のグローバルテンプレートが作成され、再評価されたうえで、他の部門や海外子会社へと順次展開されます。 慎重な計画、テンプレートの最適化(シンプルかつ効果的)、トレーニング、そして導入担当者の定着(継続的な確保)が、CargoWiseのグローバル導入を成功させるための重要な成功要因となります。 これらの展開は、パイロット導入期間中に各分野で経験を積んだトレーナーおよび地域・部門ごとの担当者の支援のもとで実施されます。エンドユーザー向けのトレーニングは、各部門や会社の地域的・業務的なニーズ、優先順位を考慮しながら順次実施され、必要に応じて導入部門、対象地域、導入スケジュール、導入項目などを含む「個別展開計画」が策定されます。 Contact Us CargoWiseの導入およびグローバル展開プロジェクトを成功に導くために、ぜひお気軽にご相談ください。私たちが丁寧にサポート致します。

業務効率を劇的に改善!Dynamics 365 Business Central の魅力とは?

Microsoft Dynamics 365 は、従業員一人ひとりの業務効率を高めるために設計されたERP ソリューションです。特に Dynamics 365 Business Central と Microsoft Copilot のような先進的な AI テクノロジーが組合わされた形で活用することで、企業は従業員の生産性を大幅に高め、またユーザーには直感的で使いやすい、パーソナライズされたワークスペースを提供できます。こうした柔軟でスマートな業務環境は、日々の業務や意思疎通をスムーズにし、生産性の向上や企業の成長を大きく高めることに繋がります。 本記事では、Microsoft Dynamics 365 Business Central の基本的な機能や特徴を紹介しながら、業務の効率化や、ユーザーが必要な情報やツールにすばやくアクセスできる「自分仕様のワークスペース」をどのように構築できるかを詳しく解説していきます。 Business Central の特徴 Microsoft Dynamics 365 Business Central は、日々の業務をより効率的に進め、より良いビジネス判断をサポートするための多彩な機能を備えたソリューションです。主な特徴は以下の通りです。 ロールセンターで効率的に作業する ロールセンターの機能を通して 、営業、経理、在庫管理など、さまざまな業務を担う従業員が、それぞれのタスクに必要な情報やリソースへすぐにアクセスできるようになります。役割別のロールセンターの機能の例として、例えば売上高や支払期日を過ぎた仕入金額などの重要なビジネス指標をリアルタイムで可視化できる点です。これにより、ユーザーは常に最新の状況を把握しながら、迅速かつ的確な意思決定を行うことができます。他にロールセンターには、以下のような要素が含まれています: これらの機能が一体となることで、ユーザーやは組織のパフォーマンスを常に意識しながら、最も重要な業務に集中できるようになります。 重要な指標を深掘りして、次のアクションにつなげる Business Central のロールセンターからは、単にデータを表示するだけでなく、ロールセンターから直接アクションを起こせるのが大きな特長です。たとえば、ダッシュボード上の数値をクリックすることで、より詳細なレポートやリストにすぐアクセスでき、業務の流れを止めることなく次のステップへ進めます。これにより、ワークフローがシンプルになり、業務スピードも大幅に向上します。 期日超過の請求書も一目で 例えばBusiness Central の生産性向上機能例をひとつ挙げると、「期日超過の顧客への請求書」への迅速な対応などがあります。以下のようなステップで、顧客へのフォローアップが簡単に行えます: 1. ロールセンターで「期日超過の売上請求金額」をクリック → 重要な指標がダッシュボードに表示されているので、すぐにアクセス可能です。 2. 期日超過の請求書一覧が表示される → どの顧客が未払いかが一目でわかります。 3. 特定の請求書をクリックして詳細を確認 → 転記済みの売上請求書の内容を確認できます。 4. そのまま顧客へのフォローアップメールを自動作成・送信→ メッセージをの編集をし、Business […]

Dynamics 365: AIが牽引する業務改革

ai

人工知能(AI)はビジネスワークフローに様々な変革をもたらし、私たちの想像を超えるスピードで進化を続けています。Dynamics 365においても、CopilotのようなAI搭載ツールがソリューション自体と連携され、業務効率化やパーソナライズされた顧客サービスデータに基づく意思決定を支援することで、企業の業務改革や効率化を強力に後押ししています。今回のブログでは、Dynamics 365が提供するAI機能を紹介するとともに、業務やシステム運用にどのようなイノベーションをもたらすかについてご紹介します。 AI機能のハイライト Copilotによる革命 Microsoft は、AI Copilot の機能を大幅に強化し、企業の生産性を向上させるツールとしての地位を確立しています。Copilot は、Dynamics 365 Business Central、Customer Service、Marketing などのビジネスアプリケーションに統合されており、Microsoft 365などとも緊密に連携することで、強力にユーザ支援を提供します 。機能例: システム移行におけるイノベーション 近年、Microsoftはクラウド型ERPへの移行を強く推進しており、レガシーシステムからDynamics 365への切り替えを効率的かつ安全に行うために、様々なツールやプロセスガイドなどを提供しています。CalsoftのようなMicrosoftパートナーも、これらのツールやプロセスを応用し、さらにAIや自動化機能も活用することで、Dynamics 365へのスムーズな移行を支援しています。 Calsoft CloudShift:CloudShiftは、Calsoftが提供するDynamics 365への移行サービスで、移行プロセスを簡素化し、短期間で完了させるために設計されています。 Microsoftが提供するData Upgrade AnalyzerやMigration Assistantなどのツールを改良することで、データ変換の自動化、リアルタイムでのエラー検出、互換性チェックといった機能をプロセスに組み込み、よりスムーズなシステム移行を実現しています。 CloudShiftを利用することで、企業はレガシーシステムのデータ構造をDynamics 365フレームワークに効率的にマッピングでき、移行にかかる時間とコストの両方を削減できます。 Enhanced Migration Toolkits: Microsoft improved tools such as the Data Upgrade Analyzer and Migration Assistant, focusing on early issue detection and smoother data transfers. 顧客志向の機能を強化 […]

ERP認定取得のMicrosoftゴールドパートナーを選ぶべき理由

くの企業が業務の合理化や効率化を目指し、信頼できるソリューションを探しています。企業に最適なシステムを選ぶ際には、評価の高いソリューションを選ぶだけでなく、信頼できるパートナーを持つことも極めて重要です。Microsoftは、信頼できるパートナーに対してERP認定(シルバーまたはゴールド)を付与しており、これを選定基準の一つにすることが有効です。 Microsoft認定パートナー(MCPやCSP)になるためには、ERPを提供する企業は、Microsoftが設定した特定の基準を満たす必要があります。ERP認定パートナーは、Microsoft製品に関する豊富な専門知識と、ERP導入の成功実績を有していることが求められます。 本ブログ記事では、Microsoftゴールドパートナーがどのように認定され、企業にどのような利益をもたらすのかを掘り下げて解説します。 MicrosoftのERP認定基準と実績 Microsoftの認定プログラムは、DynamicsパートナーがMicrosoft Dynamics ERPシステムの販売や導入において資格を証明するものです。Dynamicsパートナーは、ERP(エンタープライズリソースプランニング)やCRM(カスタマーリレーションシップマネジメント)の分野で、シルバーやゴールドパートナーの認定を取得できます。 Microsoft Dynamicsパートナーが直近の12ヶ月で以下を達成すると、シルバーまたはゴールドパートナーの認定が取得可能です: この認定資格は、Dynamics 365、Dynamics AX、Dynamics GP、Dynamics NAVなど、すべてのMicrosoft Dynamics ERPシステムに適用されます。 もっと読む:Microsoft Dynamicsなどの良いERPパートナーの見つけ方 (calsoft.com) Microsoftゴールドパートナー認定について MicrosoftのDynamics 365パートナーシップを獲得するには、Microsoftが設定した特定の要件を満たし、複数の段階を踏む必要があります。。 Microsoftゴールドパートナーのステータスを取得するには、一連の厳しい基準をクリアしなければなりません 認定コンサルタントは、高度な専門知識だけでなく、特にDynamics 365 Finance and Operations(Finance and Supply Chain Management)やBusiness Centralといった特定のERPソリューションに精通していることが求められます。また、技術力、顧客満足度、プロジェクトの成功事例などを基に総合的に評価されます。 Microsoftゴールドパートナーは、最新の技術を常に把握するために継続的なトレーニングと開発に取り組んでいます。これにより、認定コンサルタントは最新の知識を持ち、お客様に最先端のソリューションを提供することが可能になります。 Microsoftゴールドパートナーに認定される最大の要因は顧客満足度です。コンサルタントは、ERP導入の成功事例と、顧客からの肯定的な推薦をMicrosoftに提出しなければなりません。これにより、認定パートナーは顧客固有のニーズを満たす効果的なソリューションを提供してきた実績が保証されます。 ERP認定の重要性 ERP認定資格は、専門家や組織にとって以下の理由から重要な役割を果たします: 知識と専門性: Microsoftゴールドパートナーのステータスは、ERPソリューションにおける高度な知識と専門性を意味します。企業は、深い知識を持つ認定コンサルタントを信頼し、特定の要件に合わせたERPシステムの展開と最適化を成功させることができます。 2. Microsoftからのサポートとリソースへのアクセス: Microsoftゴールドパートナーであることで、Microsoftから直接各専門分野のサポートとリソースを受けることができます。これにより、認定コンサルタントは複雑な課題に取り組むために必要なツールや支援を得られ、お客様に信頼性の高い効率的なERP導入が可能になります。 3. 信頼性と信用力: ERPを求める企業にとって、Microsoftゴールドパートナーを選択することは、そのソリューションの信頼性と信用力を高めます。この認定は、コンサルタントがMicrosoftの厳格な基準を満たし、ERP導入の複雑なニーズに対応できる十分な知識と環境を有していることを示します。 Dynamics 365ゴールドパートナーのカルソフトを選ぶ理由 Dynamics 365の導入において、パートナーの選定は非常に重要です。パートナーは単に販売するだけでなく、ERPソフトウェアの要件定義、導入とその後のサポートも担当します。企業は、パートナーの信頼性、評判、サービス提供における実績などの要素を徹底的に評価する必要があります。 Microsoftの「Partner of the Year」を複数回受賞するなど、カルソフトはMicrosoftゴールドパートナーとして豊富な実績と経験を誇ります。高度な専門知識を持つカルソフトのERP認定コンサルタントは、お客様のビジネスニーズに合わせた最適なソリューションを提供しています。今後ERPパートナーの変更を検討している企業には、Microsoftゴールドパートナーと連携しながら現状のニーズとその後のプランなどを共有していくことをお勧めします。 もっと読む:マイクロソフト Dynamics […]

カルソフトシステムズ2023年マイクロソフトUSパートナー・オブ・ザ・イヤーのファイナリスト

Microsoft Partner of the year awards 2023

米国カリフォルニア州ロサンゼルス – 2023年6月28日 – カルソフトシステムズは、2023年マイクロソフトUSパートナー・オブ・ザ・イヤー賞のビジネスアプリケーション部門と、Dynamics 365サプライチェーン・マネジメントのファイナリストの2社に選出されました。マイクロソフトのテクノロジーをベースとした顧客ソリューションの革新と実装において卓越した実績を残したこと、マイクロソフトのトップパートナーの中から表彰されました。 “マイクロソフトがパートナー・オブ・ザ・イヤーの最終選考に残ったことは、カルソフトの全メンバーの真摯な努力の証であり、今後の成長の可能性を示すものです” ネム・バジュラ カルソフトシステムズCEO Nem Bajra, CEO Microsoft US Partner of the Year Awardsは、毎年優れたマイクロソフト・ベースのアプリケーション、サービス、デバイスを開発・提供したマイクロソフト・パートナーを表彰しています。賞は様々なカテゴリーに分類され、800を超えるノミネートから受賞者が選ばれました。今回カルソフトシステムズは、Dynamics 365サプライチェーンマネジメントのERPにおける優れたソリューションとサービスの提供した成果によって、最終選考に残った2社のうちの1社として表彰されました。 顧客顧客ソリューションを提供した優れたパートナーに贈られます。この賞の受賞者は、マイクロソフトの顧客に対して高品質なサービスを提供し、Microsoft Dynamics 365 Supply Chain ManagementおよびIntelligent Order Managementへの多く投資や実績が評価されます。また、既存の顧客ベースを維持・成長させながら、新規顧客の開拓に推進し、その分野のリーダーシップと、一貫した顧客の成功をサポートするパートナーとして評価されています。最後に、本アワードでは、オンプレミスの実績ではなくクラウド分野のビジネスで大きな進歩を遂げたパートナーを表彰しています。これには、顧客のオンプレミスからクラウドへのアップグレードや、競合ソリューションからDynamics 365への移行を成功させているパートナーも含まれます。 マイクロソフト米国グローバルパートナーソリューション担当コーポレートバイスプレジデントのニーナ・ハーディング氏は、次のように述べています。「カルソフト社含め、2023 年度マイクロソフト パートナー オブ ザ イヤー アワード皆様は、常に顧客にプラスの影響を与え、デジタルトランスフォーメーションを可能にする革新的な新しいソリューションとサービスを提供することで、マイクロソフト クラウドで何が可能かを最大限に示してくださいました。」 マイクロソフト・パートナー・オブ・ザ・イヤーは、毎年7月18日~19日に開催されるマイクロソフトのグローバル・パートナー・カンファレンス「マイクロソフト・インスパイア」の前に発表されます。 カルソフトでは、この他に過去に2度、Dynamics 365 Business Central(2020年)とAdvisory サービス(2021年)分野で、米国マイクロソフトの、パートナー オブ ザ イヤーを受賞しています。2023年アワードの詳細については、USパートナーコミュニティブログをご覧ください: Americas Partner Blog | Microsoft カルソフトシステムズは、革新的なITソリューションとサービスを提供するマイクロソフト・ゴールド・パートーナであり、企業のデジタルトランスフォーメーションの目標達成をサポートすることに特化しています。経験経験豊富な専門家チームと各業界に関する深い専門知識により、業界・顧客固有のニーズに合わせて最先端のテクノロジーを提供しています。 カルソフトについて カルソフトシステムズ 888-838-8422  info@calsoft.com 

カルソフトの英国進出: 新しいオフィススペースで強固な基盤を築く

calsoft UK

カルソフトシステムズは2022年に英国にオフィスを設立しました。これにより英国市場のマイクロソフトDynamics ERPやCargowiseにおけるカルソフトのプレゼンスを強化し、グローバルレベルでERPの専門的なサービスを提供することを目的としています。 統合的なERPプラットフォームであるDynamics 365に焦点を当て、カルソフトは最先端のテクノロジーと業界の専門知識を英国内やヨーロッパの企業に提供することができる体制を既に整えています。Dynamics 365は、財務、販売・購買、在庫、製造、顧客サービス、オペレーションなど、ビジネスに不可欠な機能をカバーする幅広い統合アプリケーションを提供します。この強力なERPを活用することで、カルソフトは英国やヨーロッパに拠点を置く企業に対し様々な、夫々の業界のニーズに合わせた最新のソリューションを提供することができます。 英国の新しいオフィススペースは、カルソフトがこの地域でビジネス展開している企業、パートナー、顧客との緊密なコラボレーションを可能にします。ERP導入の豊富な成功事例と卓越した顧客サービスの経験を持つカルソフトシステムズは、英国やヨーロッパ企業のデジタル変革の旅をサポートします。 カルソフトの英国への進出は、ERPソリューションのグローバルリーダーになるという会社のビジョンによる一貫一貫戦略的な動きの1つです。カルソフトは、世界の主要な国際市場で強力な存在感の確立を目指していくことを約束します。 ERP導入やITサポートを拡大するために、カルソフトは英国市場の深い知識を持つローカルの人材からなる専門チームを設立しています。このチームは、世界中にいるカルソフトの既存のグローバル人材と緊密に連携していきます。多様性を持ったさまざまな背景を持つグローバルERPの専門家の知識を結集し最大限活用しています。 カルソフトはこの新しい船出にあたり、イノベーション、お客様中心の考えをモットーにするしていくことをお約束します。英国への進出は、カルソフトの成長軌道における重要なマイルストーンであり、ERPやテクノロジー分野におけるグローバルリーダーとしての地位を確固たるものにするとともに、DXやAI含めたデジタル変革を推進し、世界中の企業様に力を与えるよう最大限の努力することもお約束します。 もっと読む:Calsoft New Office Manchester UK

テクノロジーとビジネスの未来: Directions Conference 2023に参加して

Directions 2023

Microsoft Directions April 16-19, 2023  Microsoft Directions North America conferenceは、Microsoft Dynamics 365のパートナー、開発者、テクノロジーファン、ビジネスリーダーにとって非常に待ち望まれているイベントです。Microsoft Directionsはフロリダ州オーランドで4月の16日から19日まで開催されました。このカンファレンスは、ダイナミックで考えさせられるイベントであることが明らかとなり、参加者はDynamics 365ビジネスアプリケーションの将来について貴重な機会を得ることができます。 Dynamics 365 Finance and Operations、Dynamics 365 Customer Engagement、Power Platformなど、幅広いトピックに関する講演、パネルディスカッション、ワークショップが開催されました。参加者は、他のパートナーとの交流、最新トレンドや 最善の実践、Dynamics 365ビジネスアプリケーションに関するマイクロソフトのロードマップに関してする学ぶ事ができます。 今回のカンファレンスでは、Dynamics 365ビジネスアプリケーションとAzureやMicrosoft Teamsといった他のMicrosoftテクノロジーとの統合が主要テーマの1つでした。マイクロソフトは様々なテクノロジーの統合に多大な投資を行っており、カンファレンスではDynamics 365のパートナーがこれらの統合をどのように活用し、顧客により高い価値を提供できるかなどの話がありました。 クラウドベースのDynamics 365ビジネスアプリケーションへの移行は、カンファレンスの重要なテーマでしたが、その中でも最もホットなトピックは、Dynamics GPからDynamics 365 Business Centralへの移行のプロセスでした。クラウドベースのメリットを活用する企業が増える中、多くの企業がDynamics GPのような従来のオンプレミス型ソフトウェアから、Business Centralのようなクラウドベースの選択肢への移行を検討しています。このカンファレンスでは、このプロセスに関する貴重な情報を提供し、移行を成功させるための重要な検討事項や 最良の方法をプレゼンも行われました。 Dynamics365パートナーがDynamics 365ビジネスアプリケーションに人工知能(AI)や機械学習(ML)を組み込む方法を探求するための有益なセッションがいくつか用意され、AIはカンファレンスでも大いに議論されたテーマでした。 Directionsのカンファレンスで際立っていたのが、Dynamics 365におけるAIに関するセッションです。このセッションでは、ビジネスプロセスを強化し、顧客により良い結果をもたらすためにAIをどのように活用できるかに焦点が当てられていました。プレゼンターは、組織がAIを使用してタスクを自動化し、顧客対応を改善し、収益成長を促進している実例を紹介しました。このセッションは有益で魅力的なものであり、AIをDynamicsソリューションに導入するための実用的な見解とベストプラクティスを参加者に提供するものでした。 Directions 2023でのトラックセッション Directions Conference 2023のセッションは、テクノロジーとビジネスの未来に欠かせない様々なトピックを取り上げ、洞察力に富んだ有益な内容となっています。クラウドコンピューティング、人工知能、サイバーセキュリティなど、新たなテクノロジーに関する知識を深め、それらを活用することで成長を促進し、効率性を高める方法を学びました。また、ビジネス上の役割やニーズに合わせたセッション用意されており、参加者はそれぞれの興味に合わせ講演に参加し、実行可能な技術の理解を深めて、カルソフトに持ち帰ることができました。 Directions のネットワーキング Directionsカンファレンスで最も価値のあることの1つは、数多くのネットワーキングの機会が提供されていることです。基調講演やトラックセッションへの参加、円卓会議やワークショップへの参加など、参加者は業界の仲間や専門家とつながり、 知識を共有し、関係を構築する多くの機会を得ることができます。また、レセプション、ディナー、ミート&グリートなどのネットワーキングイベントも開催され、リラックスした雰囲気の中、プロフェッショナルな仲間たちと交流することができます。これらのイベントでは、意見交換、ビジネス上の課題についての議論、パートナーシップの可能性を模索することができ、コンファレンスの枠を超えたダイナミックで協力的なコミュニティが形成されます。このような貴重なネットワーキングの機会を得ることで、ディレクションは参加者のキャリアと組織に貢献する長期的な関係を築く手助けをします。 初めて参加した感想 カルソフトシステムズは、数年前からDirectionsカンファレンスに参加し、貴重なインサイトとネットワーキングが可能な機会を活用し、このイベントのサポーターとなっています。今回、マーケティングのプロフェッショナルとして、初めてこのイベントに参加しましたので、私の視点をお伝えしたいと思います。 初めてカンファレンスに参加するのは、少し気が重くなるものですが、自分の興味のある分野について学び、ネットワークを広げ、新しい知識と経験を得るエキサイティングな機会でもあります。初めて参加される方は、カンファレンスでのナビゲーションや時間を最大限に活用することに不安を感じるかもしれません。しかし、Directions Conferenceでは、地図やガイド、ネットワーキング・イベントなど、初参加の方がカンファレンスを最大限に活用できるよう、さまざまなサポートが提供されています。初日にはウェルカムセッションがあり、1日の終わりにはウェルカムエキスポが開催され、他の初参加の方と知り合う機会があります。 […]

カルソフトの製造業向けインダストリー4.0フレームワーク

industry 4.0

インダストリー4.0は第4次産業革命と呼ばれ、製造業がテクノロジーを活用し、急激な需要変動に対応しながら効率的かつ柔軟に事業を展開することを可能にします。 インダストリー4.0は、ビッグデータ、ロボティクス、3Dプリンターなどの先端技術を駆使しています。 これらの技術は、工場の円滑な運営やより高品質な製品の生産に役立っています。 インダストリー4.0の結果、メーカーはグローバル市場で競争力を維持することができます。 マイクロソフトは常にテクノロジーのリーダーであり、そのERPプラットフォームも例外ではありません。 実は、このパラダイムシフトに、マイクロソフトの技術が重要な役割を果たしている。 よりデジタルで自動化されたワークフローを目指す企業は、マイクロソフトのテクノロジーを活用することで、その実現を目指すことができます。 マイクロソフトがどのように産業の未来を力づけるか、このブログ記事で詳しくご紹介しています。 続きを読む インダストリー4.0とは? 製造業向けCalsoft Industry 4.0フレームワーク 製造業にとって、水平統合と垂直統合はインダストリー4.0を構成する重要な要素です。 この2つを組み合わせることで、より高度なカスタマイズと柔軟な生産が可能になり、サプライチェーン全体の透明性とトレーサビリティも向上します。 水平統合 EDIによる水平統合 4 EDI VAN EDI VANを使用したカルソフトの経験 Dynamicsとの連携 非EDIによる水平統合 EDI非対応ベンダー 非EDIベンダー向けDynamics Vendor Collaborationモジュール 仕組み E/Cコネクター 垂直統合 ERP、MES、PLC 生産指示の見える化 Azure IoT Edge Azure IoT Edgeのネストされたエッジ ISA-95規格 結論 第4次産業革命は、あらゆる規模の企業にとって新たなビジネスチャンスとなり、現在も進行中です。 インダストリー4.0は、従来別々の製造工程が水平方向と垂直方向に統合されることを特徴としています。 この2つを組み合わせることで、企業は効率を高め、よりシームレスな製品・サービスの流れを作り出すことができます。 その結果、お客様はより早く、より少ないエラーで注文を受け取ることができるようになります。 水平統合と垂直統合のそれぞれのメリットとデメリットを理解することで、どちらの道が自社にとって最適なのか、より多くの情報に基づいた決断を下すことができるようになります。