投稿者アーカイブ: Shaun Kenyon

ERPの選び方

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ERPを導入すると、業務効率化の実現、データ管理の一元化が実現可能となり、企業経営に多くのメリットをもたらします。ERPのメリットを最大限に活かすためには、企業に適したERPを選ぶことが重要ですが、数多くあるERPの中からビジネス要件に合ったERPを選ぶことは容易ではありません。そこで、今回の記事では、最適なERPを選ぶときに考慮するべきポイントをご紹介します。

Microsoft ERPの比較:Dynamics 365 Finance and Operation、Dynamics 365 BC、Dynamics GP

ERP市場は規模が大きく、数多くあるERPの中から自社に合ったERPを選ぶことは容易ではありません。そこで、本稿ではERP市場をけん引する大手ベンダーであるマイクロソフト社の主要ERP、Dynamics 365 Finance and Operation(SCM)、Dynamics 365 Business Central、Dynamics GPそれぞれの概要と、簡単な比較表もご紹介します。ERPの概要比較のために参考にしてください。

ERP導入にかかる期間

この記事は、ERP導入ガイド ポイント2:ERPにかかる費用の続きの記事です。前回の記事では、Microsoft Dynamics GP、Microsoft Dynamics NAVおよびDynamics 365などの、中小企業向けERPを導入した際にかかるおおよその費用を紹介しました。そこで、今回の記事では同じ3社の例を使用し、ERPを導入した際にかかる期間について解説します。

Dynamics 365:Business CentralとFinance and Operationsの比較

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数あるERPの中から企業のニーズに合ったERPを選定することは、 ERP導入計画の中でとても重要な最初のステップです。 しかし、市場には多種多様なERPが販売されているため、企業としては選択肢が多い分、ビジネス要件に合ったERP製品を見つけることは容易ではありません。 そこで、今回の記事では長年ERP市場をリードするマイクロソフト社のMicrosoft Dynamics 365に焦点を当て、米国マイクロソフトより公式に認定されたゴールドパートナ―独自の情報や視点から、Dynamics 365が提供しているERPソフトウェアのBusiness CentralとFinance and Operationの概要からメリット、機能、導入費用について簡単にご紹介いたします。

Dynamics NAVからDynamics 365 Business Centralへアップグレード

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Dynamics NAVはマイクロソフトがPC&C A / Sから買収した2002年以来、世界中の中小企業15万社以上に導入され、グローバル規模でこれまで最も導入企業数が多いERPソフトの1つとして知られています。Dynamics NAVは、基幹業務ソフトとして30年以上の年月をかけて追加変更などが行われてきましたが、2019年3月以降は新規ライセンスの販売は終了し、クラウドソリューションとして生まれ変わったDynamics 365 Business Centralに統合されました。Dynamics 365 BCは、Dynamics NAVの主要機能を全て引き継ぎながらも、マイクロソフトの最新クラウド型ERPとして多くの機能が追加及び強化されました(ブログ内を参照。例:Office 365、Power BIやPower Appなどの連携他)。Dynamics 365 BCは、これまでと同じようにアジア、アメリカ、ヨーロッパなど世界各地での新規導入企業を増やしています。 この記事では、Dynamics 365 BCへアップグレードするためのポイントやメリットなどをできる限り詳しく説明します。

Dynamics NAVからDynamics 365 Business Centralへのアップグレードを検討する上で知っておくべき3つのポイント

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2018年初旬、マイクロソフト社から新しいクラウド型ERPのDynamics 365 Business Centralが発表され、2019年以降はDynamics NAVの新しいバージョンは今後リリースされません。結果として、Dynamics NAVを利用している企業はDynamics NAVからDynamics 365 Business Centralにいつ、どのようにアップグレードするべきかを含めて多くの企業が検討をしています。

マイクロソフトERP:Dynamics AX、Dynamics GP、Dynamics NAVのERP比較

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Dynamics AX、Dynamics GP、Dynamics NAVのERP比較 MicrosoftのDynamics ERPシステムについては、いろいろと下調べをされた方もいらっしゃると思いますが、日本語ではそれらの比較をしている記事が少ないと思います。ここでは、それぞれのソリューションの比較を簡単に書きますのでご自分の会社に適したソリューションを選ぶ際には少しでもご参考にしていただければと思います。 まず、Dynamics AX、Dynamics GP、Dynamics NAVについて、ハイレベルな説明をします。 Dynamics ERPの3つのシステムは、企業が有しているリソースをより有効に管理・活用できるように設計されています。主に財務・会計データ、受発注、在庫、顧客情報、給与計算などの業務するために使用することができます。しかし、3つのシステムを検討する際には、考慮すべきいくつかの重要な違いがあります。 Dynamics AX(現在はDynamics 365 Finance & SCM) Dynamics AX(ダイナミックスAX)は、マイクロソフトのエンタープライズ企業(大企業)向けERP ソリューションです。AXは、特に製造、流通、サプライチェーン、小売業界の中堅企業から大企業の間で愛用されており、複数国、多言語、複数会社、多通貨、連結決算書など、複雑なニーズを持つ企業に必要な多くの機能を待ち合わせています。 Dynamics AXは2016年11月にDynamics 365 Finance and Operationsとなりました。 Dynamics NAV(現在はDynamic 365 Business central) Dynamics NAV(ダイナミックスNAV、旧Navision)は、中小企業(年商1億~50億円程度までの企業)に適しています。同規模ERPのDynamics GPと比較すると、NAVは短期間で使用を開始できるような設定も可能でありシステムをあまりカスタマイズする必要がない)より柔軟性があります。Dynamics AXと同様、北米、南米、欧州、アジアなど世界中の幅広い企業のニーズに対応し、実際には中小企業だけでなく、複数の国でビジネスを展開する大企業などのニーズにも対応可能です。 NAVは非常に使いやすいなユーザーインターフェイスを持ち、画面のフォーマットやレポートのフォームなども簡単に変更することができます。 Dynamics NAVは2016年11月にDynamics 365 Business Centralとなりました。 Dynamics GP Dynamics GP(ダイナミックスGP、旧Great Plains)は、オールインワンソリューションを必要とする中堅企業に最適なシステムです。 Dynamics GPは、財務分析機能や予算管理ツール、柔軟なレポートオプション、会計中心に使いやすさを考慮したインターフェイス、データ保護や記録のためセキュリティ機能を備えています。ただDynamics GP1つ欠点は、北米、オセアニア、一部のアジアなどの英語圏での利用が中心で、他のソリューションのように多言語サポートやグローバルな拡張性を提供していないことです。 D365D365 クラウドシフト – クラウドへの移行を簡単にする (calsoft.com) 詳細資料では、(一般的なメリット、国際業務、企業間業務、レポート/ビジネスインテリジェンス、商社・卸販売業向け機能、メーカー向け機能、CRM機能、その他)のカテゴリーで比較を表しています。 […]